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「25万人に1人」を引いたからこそ見えた、人生の確率|希少疾患の確率を「希望」に変えるためのヒント

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25万人に1人。
そう聞くと、ほとんどの人は「自分には関係ない」と思うはずです。

しかし、2022年10月、私は「日本に500人しかいない病気」を引き当ててしまいました。

だいたい25万人に一人、確率にすれば0.0004%前後です。

最初は「なんで私が・・・」と、自分の不運を憎く思っていました。

でも、数字というのは不思議なもので、見る角度を変えるとまったく違う景色を見せてくれます。

25万分の1の確率が起きた人生なら、きっと他にも、想像もしていなかった嬉しいことが起きる可能性もあるんじゃないか——そう思うようになりました。

この記事では、「難病や希少疾患の確率」と同じくらい、もしくはもっと起こりやすい「嬉しい出来事」をたくさん集めてみました。

私と同じように希少疾患などで不安に感じている方も、読み終わったころには

「私も頑張ってみようかな」

「なんだか私にもできそうな気がする」

という風に、少しでも明るく前向きに考えられるきっかけになれば幸いです。

家族性地中海熱(FMF)の確率

この病名を聞いたことがあるという人は、かなり少ないのではないでしょうか。

それもそのはず、FMFは日本に500人程度しか患者がいないという、とても珍しい病気なんです。

日本の現在の総人口を約1億2,400万人として計算すると、以下のようになります。

1.「何人に一人」の割合か
総人口を500で割ると、「24万8,000人に一人」になります。

全国で500人となると、各都道府県に10名程度しかいないような病気ということです。

2.「確率は何パーセント」か
全体に対する500人の割合をパーセントで表すと「約0.0004%」になります。

ちなみに、この数字がどれくらい希少かというと、

雷に直撃される確率
→ 約 0.0001〜0.0003%

飛行機事故で死亡する確率
→ 約 0.0002%前後

自宅に飛行機が墜落する確率
→約 0.0004%前後

こういったレベルのことが実際に自分の身に起こったというわけです。

しかも、その確率を乗り越えて「生きている」のですから、奇跡と言っても過言ではありません。

他の難病の患者数

家族性地中海熱(FMF)は知らない方も多いと思いますので、他の難病の患者数を見てみます。

全身性エリテマトーデス(SLE)
→約6~10万人

クローン病
→約5万人

ベーチェット病
→約2万人

筋萎縮性側索硬化症(ALS)
→約1万人

潰瘍性大腸炎
→約15万人

いずれも数千人~数万人に一人という「超低確率」です。

こんなに珍しいことが自分に起こった。

だとしたら、同じくらいの確率で起きる「信じられないような幸運」だって起こるかもしれないと思いませんか?

ポジティブな角度で「確率」を考えてみる

約0.0004%という確率は、日常生活ではまず遭遇しない「奇跡」と言えるレベルの数字です。

ここからは、この希少性に相当する、もしくはもっと起こりやすい「ポジティブな事象や幸運なケース」をたくさん挙げていきます。

単純な「幸運」のほか、努力が実る確率、才能が見出される確率についても、実在する数字をもとに記載しています。

もちろん、特定の何か(誰か)を下げる意図ではなく、

「私も何かにチャレンジしてみようかな」

「なんだか私にもできる気がする」

と前向きに考えられるように、という意味です。

超幸運なことが起こる確率(運)

まずは、純粋に運の要素で決まるものについて挙げていきます。

宝くじなどの「高額当選」

  • ミニロト1等(約1,000万円)
    確率は約17万分の1です。
  • スクラッチ宝くじ「1等500万円」
    例えば2025年4月発売のワンピーススクラッチでは、1等500万円の当選確率は25万分の1だったようです。

自分の病気がこのような高額当選と同じぐらいの確率だと思うと、なんだか当たる気がしてきませんか?

18回連続で「二択」に勝ち続ける(約26万分の1)

例えば、10円玉を投げて18回連続で表が出る確率は約26万分の1です。

もし、カジノの「ダブルアップ」などで18回連続で的中させたら?

なんと、100円の元手が約2,600万円に増えます。

※実際のカジノの細かいルールなどは考えないものとします。

懸賞でスポーツカーが当たる(約5万分の1)

2020年に実施された懸賞で、景品はなんと「スポーツカー」です。夢がありますよね。

  • 企画名
    MFGコンセプト2020「86MFGコンセプト」プレゼント
  • 応募総数
    55,106件
  • 確率
    55,106分の1

私が引いた病気より「約5倍当たりやすい」ことになります。

難関試験の合格率(努力が実る確率)

次に、合格率が低くて有名な「超難関試験」のデータを表にしました。

試験・公募名実施年・回受験者(応募者)数合格者数合格率
JAXA 宇宙飛行士選抜2021-2023年4,127人2人0.05%
司法書士試験2024年(令和6年)13,960人694人4.9%
気象予報士試験2025年(令和7年1月)7,980人418人5.2%
社会保険労務士試験2024年(令和6年)43,174人2,982人6.9%
公認会計士試験2024年(令和6年)22,704人1,603人7.1%
宝塚音楽学校2026年(114期)422人40人9.5%

いかがでしょうか。
ご自身の病気の確率を見た後だと、頑張ってチャレンジしてみようと思える数字ではありませんか?

ちなみに、オリンピックの日本代表になれる選手は約300〜500人程度といわれています。

なにかスポーツを頑張っている方にとっては、「絶対に無理な確率ではないんだ」と挑戦してみるエネルギーになるかもしれません。

オーディションの合格率(才能が見出される確率)

次は、アイドルやタレントのオーディションに合格する確率についてです。

アイドルオーディションに合格

モーニング娘。(3期)

  • 応募総数:約11,000人
  • 合格者:1人
  • 倍率:約1.1万人に一人(約 0.009%)

「10年に一人の逸材」と称された後藤真希さんが加入した回です。


乃木坂46

  • 1期生 (2011年)
  • 応募総数:38,934人
  • 合格者:36人
  • 倍率:約1,081人に一人(約 0.092%)

  • 5期生(2021年)
  • 応募総数:8万7,852人
  • 合格者:11人
  • 倍率:約8,000人に一人(約 0.013%)

夢だったアイドルのオーディションに挑戦してみる勇気が出てきませんか?

ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリ受賞(約2万分の1)

次は、未来のスターになるための登竜門である「ホリプロタレントスカウトキャラバン」でグランプリに輝く確率です。

  • 第21回 (1996年)
  • 応募総数:19,130人
  • グランプリ:深田恭子さん
  • 倍率:約1.9万人に一人(約 0.0052%)

  • 第27回 (2002年)
  • 応募総数:20,871人
  • グランプリ:石原さとみさん
  • 倍率:約2万人に一人(約 0.0048%)

これらは、応募した時点で確率の中に含まれることになります。興味があること、やってみたかったことに一歩踏み出す気持ちがあれば、決して「ありえない数字ではない」ということです。

数十万人に一人の劇的寛解(リミッション)

ここまでは、病気から離れた「ポジティブな確率」についてお話してきました。

最後に、このテーマで忘れてはいけない「奇跡的な回復」についてです。

世の中には、現代医学では説明がつかないような「症状が劇的に改善」するケースや「治らないと言われていた病気が完治する」といったケースが稀にあるのです。

「超低確率の病気を引いたのなら、次は『なぜか良くなった人』の枠に滑り込むかもしれない」とも考えられますよね。

病気とともに前向きに生きていくための心の支えとして、是非このことを忘れないでほしいと思います。

おわりに

今回は確率についての話をたくさん集めてみましたが、皆さんはどう感じましたか?

ご自身の希少疾患の確率などと比較してみて、

「5万分の1の確率でスポーツカーが当たるなら、いけそうな気がする」

「数千人に一人の確率なら、夢だったアイドルのオーディションに応募してみようかな」

など、人生を前向きに考えるきっかけになれば嬉しいです。

kiroku
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膨大なネットの海から、この記事が誰かの目に留まったことも奇跡の一つです。見つけてくださってありがとうございます。

kiroku

このブログでは、私が家族性地中海熱(FMF)と診断されるまでの経過や検査、医療費、難病申請の手順などについて、実体験を整理しながら情報をまとめています。
医療従事者ではなく難病当事者の記録として、同じように苦しんでいる方や、そのご家族の参考になれば幸いです。

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